ファミマのファる巻に店員も混乱? オーダー時は「最初の一文字」に全力込めて
数々の名作ホットスナックを販売し続けている「ファミリーマート」だが、話題の「ファる巻」にはある難点も…。
■店舗によっては思わぬ事故も…
それは「ファる巻」と「春巻き」を店員が聞き間違えたことにより、本来注文する予定でなかった商品を購入してしまう事態。
思わず「んなアホな」とツッコミたくなる現象だが、じつはファミマでは昨年9月より「豚肉とたけのこの中華春巻」なる商品を販売しているのだ。
既に販売を終了した店舗も少なくないが、ファミマ広報に確認してみたところ、こちらの春巻きは現在もファミマ公式サイトにて開示されており、「全店舗で販売されているワケではないが、取り扱っている店舗が存在する商品」だという。
そのため、場合によっては2種類の「ファる巻」と「春巻」が同時に販売中という店舗も存在することだろう。
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■外国人店員はどう対応してる?
事実、ツイッター上には「ファミマで店員さんが『春巻ですか? ファる巻ですか?』って混乱してた」といった具合に、商品の呼び名に関するハプニング的な体験談が少なからず寄せられていた。
…と、ここで記者が気になったのが、日本人ですら聞き間違えやすいということは、外国人の従業員はさらに聞き取りづらいのでは、という説。最寄りのファミマ店舗にて働いているスリランカ人の女性に話を聞いてみたところ、やはりかなり聞き取りづらく感じていたことが判明した。
また中国語の翻訳家である男性に、「中国人が『fa』と『ha』の音を聞き間違える可能性はあるか?」と訊ねてみたところ、「日本語にまだ慣れていない方であれば、春巻きとファる巻の発音の区別がつかず、混同してしまうケースはじゅうぶん起こり得ると思います」という回答が。
新型コロナウイルスが猛威を振るう現代は人々の口元がマスクで覆われている上、レジ前に設置されたビニールシートの影響で、従来より相手の言葉が聞き取りにくいという事情もある。口頭注文が必要な商品は、具材を含んだ「正式名称」でしっかり伝えることが重要かもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)