新型コロナへの感染による偏見や中傷 女性では6割が不安に
新型コロナウイルスの感染は、誰もが恐れているはずだ。中には偏見や中傷を受けるのではと、心配している人も。
■初期より偏見は減っている
初期よりも、偏見が少なくなっていると考える人もいる。
「新型コロナが流行した初期には、偏見などがひどかったと思う。ただこれだけ感染が広がっていれば、差別する人も少なくなっていると思いたい」(30代・男性)
感染者を責めるような人は、相手にする必要はないとの声も。
「誰も好きで、新型コロナに感染しているわけではない。感染したことを責めてくるような人は人間性に問題があると思って、相手にしないほうがいい」(40代・男性)
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■ただ批判したいだけの人
偏見や中傷を持つ人に対しては、やはり批判的な意見が多い。
「世の中には、ただ非難したいだけの人がいる。そのような人の近くで新型コロナの感染者が出れば、最悪なことになる」(30代・男性)
「自分が新型コロナにかかるかもしれないと思えば、感染者への中傷はできないはず。中傷する人は、自分だけは大丈夫と思っているのかもしれない」(30代・女性)
感染者を責めるのではなく、どのように予防するのかを考えることが重要である。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国10代~60代の男女3,140名 (有効回答数)