漫画家・小林よしのり氏、アンジャッシュ渡部建バッシングに異議 「告発自体が快感に」
昨年末に謝罪会見を開いたもののの、その後も批判が収まらないアンジャッシュ・渡部建の不倫問題。よしりん先生の意見は…。
■承認欲求が高まる時代
−−−渡部を叩く人は、不倫自体が許せんって感じなんだと思いますね。ベッキー・バッシングもそうでした。
小林:最初から単なる遊びってわかっててやってるのに、後でなんか恨みが生じてきた。そして、「私を見て」って意識がめちゃくちゃ強く、承認願望が強い人だったんだろうね。
ちゃんと私を見てくれなかったから、「お前に復讐してやれ」って気持ちが生まれた。今ね、承認願望が異様なまでに強い人間が増えてるんだよ。
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■色恋は当事者の問題
−−−小林先生は「男と女の色恋沙汰は当事者だけの問題であって他人は関係ない」とおっしゃっていますね。
小林:他人の不倫をバッシングするのは『八つ墓村』の論理だよ。だからね、当事者間で話し合うべき問題なのに、時間が経ってから雑誌に告発するのって、もう理解不能だね。告発すること自体が快感になっちゃってんるだと思うよ。
−−−渡部は昨年末、謝罪会見を開きました。
小林:いちいち、アレはああだったじゃないか、こうだったじゃないかって弁明するってこと自体がすごくみっともなく見える時もある。