張本勲氏と堀内恒夫氏、プロ野球の練習に苦言 「意味がない」「学芸会の発表会」
プロ野球キャンプのユニークな練習を元巨人の2人がバッサリ
7日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏と元読売ジャイアンツ監督の堀内恒夫氏が、プロ野球のキャンプで実践されたユニークな練習をバッサリと斬った。
■ユニークな練習を紹介
番組ではオリックス・バファローズの吉田正尚選手が、手元に膨らみを付けた「バレルバット」でスイングする様子や、読売ジャイアンツの二軍で阿部慎之助監督指導の下、若手選手がバッティングとバーベル上げを交互に行う練習を取り紹介する。
関口宏は「こういう練習法はいかがでしょうか? ハリさん」と質問。
すると張本氏は「悪くはないけどね、何のプラスにもならないよ。実戦はバットとボールだからね。鉄アレイというのは、筋力を強くするためにやるんだろうけども、余計なところに筋肉がつくとバットを振りも鈍くなるし」とバッサリ。
さらに「堀内も知ってると思うけど、ピッチャーも変なところに筋力つけると肩痛めるよ。考えた方がいいわね」と苦言を呈した。
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■「キャンプは学芸会の発表会」
張本氏から話を振られた堀内氏は「その通りですね。キャンプっていうのはね、コーチがね、学芸会の発表会ですよ。工夫してね、自分が勉強してきたということをね、必死にアピールする場所なんですよ」と持論を展開する。
そして、「何に効くのかな、何に有効なのかなっていうことを、分からないけれども、やってみるってことでしょうね」コメントする。関口が「楽しくやることも必要ってことですからね」と質問すると、「そうですそうです。それでいいんじゃないですか」と話した。