山田杏奈、綿矢りさ原作の映画で主演 「ひたすら戦った撮影期間」
山田杏奈が綿矢りさ氏原作の映画『ひらいて』に主演。自身の役に「嫌いですが、愛さずにはいられません」とコメント。
女優の山田杏奈が映画『ひらいて』(2021年秋公開予定)に主演することが12日、発表された。
■女子高生の熱い恋心
同映画は、女性から圧倒的な支持を得る芥川賞作家・綿矢りさ氏の同名小説が原作。
恐れを知らない女子高生の熱い恋心が、勢いあまって意中の彼の恋人にまで向けられる、青春エンターテインメントだ。
成績優秀で明るく、校内の人気者である高校3年生の愛(山田)は、同じクラスの男子生徒・たとえに片思いしていた。たとえはクラスでも目立たない地味なタイプだったが、愛は、聡明さと謎めいた影を持つたとえにひかれていた。
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■三角関係が展開
どこか人と関わりを持つことを避けているかのようなたとえに、なかなか近づけない愛だったが、自分だけが彼の魅力を知っていると思っていた。
しかし、たとえが校内で誰かからの手紙を大事そうに読んでいる姿を偶然見てしまい、事態は一変する。
愛はある夜、悪友たちと校内に忍び込み、その手紙を盗む。手紙の差出人は、持病を抱える大人しい少女・美雪で、愛は、たとえと美雪が交際していることを知る。
校内でも目立たない存在の美雪が、たとえの彼女だと知った愛は、自らの気持ちを隠して美雪に近づく。そこから愛と美雪、たとえの三角関係が展開していく。