山田杏奈、綿矢りさ原作の映画で主演 「ひたすら戦った撮影期間」
山田杏奈が綿矢りさ氏原作の映画『ひらいて』に主演。自身の役に「嫌いですが、愛さずにはいられません」とコメント。
■首藤監督「私の才能と熱のすべてを使います」
首藤:綿矢りささんの『ひらいて』を初めて読んだ17歳の冬から、この映画を撮るために生きてきました。静かな戦いのような撮影期間、そうずっとあなたに会いたかったのだと思う瞬間が幾度もありました。
いびつな彼女たちの青春でもって、世界にはこんなやり方が無数にあるのかもしれないと予感されるように、私の才能と熱のすべてを使います。
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■映像化に「想像もつかなかった」
綿矢:『ひらいて』は炎のように自分も周りも焼き尽くしてしまう、激しい性格の女子高生が主人公で、映像にするとどんな風になるか想像もつきませんでした。
でも脚本を読ませていただき、主人公の激しさの中にある揺らぎや、人に出会って少しずつ変わってゆく様子が描かれていて、感動しました。
首藤監督の作り上げられた映像作品を観るのが、とても楽しみです。主演の山田杏奈さんが主人公の体当たりの恋をどのように演じられるのかも、想像がふくらみます。
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(文/しらべぇ編集部・しばたけろこ)