夕食難民の次は「二次会難民」 店を追い出された人たちが集まる闇夜の公園
緊急事態宣言が発出され1ヶ月。街には自粛疲れを起こした人たちが集まり始めた。
■「公園での酒盛り」について
公園内は喫煙こそ指定スペース以外ではNGだが、飲酒を禁じるルールはない。
念のため公園を管轄する港区のホームページを確認すると、「37.5度以上の熱があるとき、息苦しさやだるさのあるとき、せきやのどの痛みがあるときは、利用をひかえましょう」「公園等での密集・密接を避けるため、すいている時間や場所を選んでご利用くださいますようご協力をお願いいたします」という一文があった。
しかし宴会については「花見期間」のみ限定的に「飲食を伴う宴会等の利用をお控えいただきますようお願いいたします」と記載があるだけなので、この時期に酒盛りをしてもルール違反ではないことになる。
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■喫煙マナーとポイ捨て
ただ、やはり全ての人がマナーを厳守できているわけではない。
公園内には立派な喫煙所があるものの、酒が入るとその場で吸いたくなるのか、車座の中で堂々と喫煙する者もいた。また渋谷ほどポイ捨て行為は確認できなかったが、公園を出ると周辺には食べ物、飲み物だけのゴミが…。
緊急事態宣言が1月13日に発出されてから早1ヶ月。若者もサラリーマンも、憩いの場を探して街中を探し回っている状況が続いている。
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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤)