「いきなりステーキ」期間限定の新業態が話題 現場で判明した注意点も
いきなりステーキ初となるキッチンカーが2日間限定で東京・錦糸町に登場。記者は現地に急行した!
「いきなりステーキ」の新業態「いきなり!キッチンカー」が20日、21日の2日間、東京・墨田区のオリナスタワー敷地内に登場した。同店が移動販売店形式で出店するのは今回が初めて。「いきステ」リピーターの記者がその良し悪しを勝手にジャッジしてきた。
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■女性客や子供の姿
オリナスタワーに到着すると、その車寄せのエリアに鎮座していたのは「いきなり!キッチンカー」。車内のグリル台前には2名のスタッフがあせあせとステーキを焼き続けており、店頭には数人の待機列ができている。特徴的だったのは、1人で来た若い女性客や子連れ客の姿。
これまで実店舗のメイン層は単身男性か男女2人組のイメージが強かったため、新たな客層へのアプローチになっているようだ。
ちなみに移動車の前には折りたたみ式のテーブルとゴミ箱があり、ここに座って肉にかぶりつく男性客や、袋片手に近くの「錦糸公園」方面に向かう家族連れの姿もあった。
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■サーロインをメインに
メニューを見るとかなり実店舗のテイクアウトメニューを厳選しているイメージ。
「いきなり!サーロインステーキ重」(税込1,080円)は適度な脂身がジューシーな一品で、肩ロースを使った同店の定番「ワイルドステーキ」よりだいぶ柔らかく、にんにくを利かせた特製ソースとよくマッチしていた。肉はコーンが敷き詰められたライスの上に乗っている。
「いきなり!サーロインステーキ串」(税込790円)は、このステーキ重にも使われているサーロインステーキを串に刺して焼いたもの。肉の量が多すぎて、竹串2本でどうにかバランスを保っている状態だ。これはダイナミック。
値段はやや高く感じるかもしれないが、屋台などで食べる500円くらいする「カルビ串」の3本分くらいの量がありそうで、ジューシーで食べ応えがある。普段より柔らかい肉を使っているので、ある程度冷めても、美味しくいただけそう。
また以前紹介した「いきなり!特製牛串」(税込324円)もお目見え。キッチンカーでは缶ビールも売っており、暖かい日差しの下、串とビール…もうこれ優勝だろといった感じだ。