『鬼滅の刃』胡蝶しのぶの産土神社が判明 同地に秘められたドラマが胸熱すぎる
『鬼滅の刃』人気キャラクターである胡蝶しのぶの誕生日に、彼女の聖地と名高い神社に行くと…。驚きの事実が明らかに。
■しのぶさんの産土神社だったことが判明
じつは滝野川周辺にある神社は、こちらの八幡神社のみ。そのため滝野川エリアで生まれた人物にとっては、同神社が「産土(うぶすな)神社」となるのだ。
「産土神」とは土地の守護神を指し、一生を通じてその人物を守護してくれると信じられている。そのため滝野川村で生まれたしのぶさんにとっては、八幡神社が産土神社に他ならない。
何を隠そう同神社は鎌倉時代から存在しており、翌年で創建820年を迎えるほどの歴史を持つのだ。そんな八幡神社には、『鬼滅』の舞台となる大正時代にも「タイムリーなエピソード」が存在するという。
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■日本を代表する「実業家」ゆかりの地だった
八幡神社の御朱印を見てもらえば分かるのだが、こちらにはユルい表情を浮かべた「しぶさわくん」なるキャラクターの姿が。現在放送中のNHK大河ドラマ『青天を衝け』にてフォーカスされている渋沢栄一は東京・北区に縁があり、王子の飛鳥山に別荘を構えて事業に精を出していたという。
かつては滝野川では農業が非常に盛んで、「滝野川ゴボウ」や「滝野川ニンジン」といった品種が人気を博していた。そういった野菜の苗や種をかつては八幡神社の社務所で販売しており、野菜の値段そのものを制定していたのが同神社であったのだ。
さらにその中の「種苗業」組合が発足した同年、近所に住んでいた渋沢が記念に掛軸を奉納したのでは…というのが通説。
同組合は大正5年に発足されたため、『鬼滅』の時代背景ともほぼほぼ一致する。しのぶさんの聖地的存在である神社が、じつは日本を代表する実業家と縁のある地だという事実に、胸が熱くなってこないだろうか。
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)