アニメ『マンキン』のキャラデザ発表されるも…　改変箇所にファンは疑問の声

■発表されたキャラデザに唖然…

そのキャラの名前は、チョコラブ・マクダネル。インディオの力で闘うアフロヘアの少年で、恐ろしく寒いギャグセンスが特徴である。

25日10時には『SHAMAN KING』プロジェクト公式ツイッターアカウントより、アニメ版チョコラブを演じるキャストおよび、キャラクターデザインが発表された。

声優は2001年版アニメと同じく声優・くまいもとこが続投となり、往年のファンからは歓喜の声が続出。一方でチョコラブの印象的な「たらこ唇」が削除されてしまった件に関しては、不満の声が相次いでいる。

【追加キャスト情報解禁】

追加キャスト＆キャラクター情報を公開！

チョコラブ・マクダネル： #くまいもとこ

公式HPではキャストコメントも掲載中！https://t.co/z0iKDpvTiB#SHAMANKING pic.twitter.com/2wHz62oYDd

— 『SHAMAN KING』プロジェクト公式 (@SHAMANKING_PR) February 25, 2021

関連記事：ゲッターロボの最新アニメ発表　なぜか「実質、鬼滅の刃」説が浮上してしまう

■時代とともに変わる表現

こちらのデザイン改変は多くのファンに衝撃を与えており、発表同日のツイッタートレンド上位には「チョコラブ」が急浮上。

チョコラブは黒人系キャラのため、「分厚い唇」が差別的表現に当たり、修正されたのでは…という予想が主流だが、原作ファンからは「これ別に修正する必要ある？」「こういう改変は本当に悲しい」「時代の流れかもしれないけど、納得いかない」といった疑問の声が多数上がっていた。

現在放送中のアニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』でも女性キャラに対する暴力描写に修正が入ったりと、過去の名作を映像化する際は様々な変化が生じている。そのため「現在の視聴者にウケるか」というのも重要だが、それよりも「現在のコンプラをどうクリアするか」という点に製作陣は頭を悩ませているのかもしれない。

・合わせて読みたい→『鬼滅の刃』未読者、「主人公が天狗にボコられる作品」と誤解する事象相次ぐ

（文／しらべぇ編集部・秋山 はじめ）