『鬼滅の刃』未読者、「主人公が天狗にボコられる作品」と誤解する事象相次ぐ
『鬼滅の刃』を未読、未視聴の人々は同作に対する「ざっくりとしたイメージ」が固まってしまったという。その驚きの正体とは…。
原作漫画の単行本はもちろん、現在公開中の劇場アニメも破竹の快進撃を続けている『鬼滅の刃』だが、中にはまだ「どちらも見たことがない」という人も少なからずいることだろう。
現在ツイッター上では、そういった『鬼滅』未体験の人々の間で「ある誤解」が生じてしまっている。
■『鬼滅』ってどんな作品?
あらすじをかいつまんで説明すると、『鬼滅』とは主人公・竈門炭治郎(かまど・たんじろう)が、鬼となってしまった妹・禰豆子(ねずこ)を救うべく、厳しい修行や戦いを経て成長していく物語。個性豊かなキャラクターや台詞回し、独自の世界観が多くの読者を魅了している。
『鬼滅』を読んだことがない人でも、「市松模様の羽織を身につけた少年が主人公」といったざっくりしたイメージくらいは持っているはず。
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■ネットで大人気のコラ
しかし何故か『鬼滅』に触れたことがない人の中には「主人公が天狗にボコられる漫画」という認識を抱くケースも少なくない。
というのも、ツイッター上ではいつからか作品のラスボス・鬼舞辻無惨(きぶつじ・むざん)の「パワハラ会議」を筆頭とするいくつかのシーンが、コラの材料として使われるように。
中でも炭治郎が、天狗の面を被った師匠・鱗滝左近次(うろこだき・さこんじ)から頬を叩かれるシーンの台詞改変コラは非常に人気が高く、「異性の趣味」「二次創作の趣味」といったこだわりについて鱗滝が質問すると、炭治郎が自身の意見を回答。すぐさま鱗滝はビンタを繰り出し、自身の好みを炭治郎に押しつける…といった流れが定番となっている。