「そろそろマスク外そうぜ」 物騒なハッシュタグの“その後”にほっこり
「そろそろマスク外そうぜ」という、物騒なハッシュタグが流行。しかし、検索してみると…?
25日から26日にかけて、ツイッター上で「そろそろマスク外そうぜ」という、物騒なハッシュタグがトレンド入り。一時的に怒りや混乱する声が相次いだものの、やがて大喜利状態と化し、とても平和なところに着地するに至っている。
■「そろそろマスク外そうぜ」
新型コロナウイルスの感染が拡大して以降、暑い日であっても、マスクが手放せない生活が続いている。マスクの着用は、圧迫感や息苦しさは否めず、人の表情が汲み取りづらくなったりと「不便」「不快」と感じている人が少なくないはずだ。
そうした長引くマスク生活への苛立ちや不安からか、この「そろそろマスク外そうぜ」というハッシュタグは瞬く間にツイッターのトレンド上位に浮上した。
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■その後「飯テロタグ」として着地
このハッシュタグはその後、「マスクをしないなんてテロ行為だ」といった怒りの声から派生し、やがて「飯テロ」タグとして活用するユーザーが続出。
「今回の飯テロタグはこれか!」「これは飯テロタグかな? 確かにマスク外さないと美味しいものも食べられないもんね」「本日の飯テロタグと聞きました。全力で乗っかろうと思います」と、おいしそうな料理の写真が添えられた、ウィットに富んだツイートが相次いで投稿されている状況だ。
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■「奥が深い」感嘆の声も
怒りの声が相次ぐ物騒なハッシュタグが一転、和やかな世界が広がる展開に、「飯テロタグ…そういう遊び方もあるのか。まだまだツイッタランドは奥が深いな」「変なタグがトレンド入ってるなと思ったらネタと飯テロばかりが上に表示されてて笑った」といった感嘆の声をつぶやくユーザーも。
誰もが不安を抱えているいま、できる限り優しい言葉をつぶやくことができるよう、心がけたいものだ。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)