『あさチャン』コロナ禍の人混み映像について謝罪 ネット上では厳しい声が
『あさチャン!』が、2月15日に放送したVTRの映像に誤りがあるとして謝罪。ネット上では疑問の声が。
1日放送の『あさチャン!』(TBS系)で、2月15日に放送された横浜中華街の映像が違う場所のものであったと謝罪し、訂正した。これに対し、ネット上では疑問の声があがっている。
■人出の多さを強調
2月15日、同番組では緊急事態宣言延長後初の週末について特集。繁華街を取材し、多くの人が外出している様子を紹介していた。
そのVTRの中で、横浜中華街は、中国の旧正月である春節の時期であるため、多くの人が集まったと解説しており、食べ歩きしている人に取材を行なっている。
また、緊急事態宣言の延長により、「自粛疲れ」する人が増えたと強調。VTRでは取材班が街ゆく人に話を聞き、「自粛したほうがいいと思うけど、なんかやっぱり行きたくなっちゃう」と語った様子が放映されていた。
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■映像内容を訂正
この日の番組では、同局の藤森祥平アナウンサーが「訂正があります」とし、「2月15日の放送の中で、コロナ禍での人出のニュースをご紹介しました。その際、横浜中華街をご紹介する映像の中で、誤って他の取材場所の人出に関する映像を使用してしまいました。視聴者の方に誤解を与える内容となってしまいました。お詫びいたします」と謝罪。
続けて、「映像の中で横浜中華街がかなり混雑しているというようにお伝えしましたが、番組が取材しました日の横浜中華街の人出は、コロナ禍になる前の2019年と比べて4割程度減っている状況でした」とも訂正した。
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■ネット上では厳しい声が
最後に藤森アナは「感染対策を徹底しながら営業を続けている中華街の皆様に対して配慮が足りない表現となってしまいました。申し訳ありませんでした」と改めて謝罪している。
今回の放送を受け、ツイッター上では「素材を間違えて使っちゃったのかな?」との疑問の声や、「これはやっちゃいけない」「本当にしっかりしてほしい」といった厳しい声など、様々な声が寄せられている。
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(文/しらべぇ編集部・北田力也)