「生理用品が買えない」 報道に対する“ネットの反響”に目を疑った
NHKの『おはよう日本』が「経済的な理由で生理用品を買うことができない」女性たちの問題を特集。ショッキングな実情が波紋を広げている
■「スマホは持ってるんだろうな」
このショッキングな報道はインターネット上でも波紋を広げ、4日午前には関連ワードがトレンド入りを果たした。
この問題を重く受け止めたユーザーからは「泣きました。トイレットペーパーでは、90分の授業時間、当たり前だけど、もたないって…」「学生には無償配布しても良いぐらいだと思う」との声が。
しかしその一方で「生理用品が満足に買えなくてもスマホは持ってたりするんだろうな」「スマホ料金あるなら、洗って使える布製を購入できると思う。100均の綿生地でも出来る」といった声も相次ぐ事態に。
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■「ウンザリ」怒りと呆れの声
こうした状況に、「生理用品が買えないのにスマホを持ってるのは、それがないとバイトの連絡もできないし、学校もオンライン授業」「今やスマホはインフラだから安くしようって流れがあるのに『生理用品買えない貧困なのにスマホ持ってるなんて矛盾だ』とか言っちゃうの? え、びっくり」と、スマートフォンの必要性を訴える声が。
また、「将来子供を作るためでもある生理(用品)なのに、なぜ金無いのにスマホは持つ(笑)とか言われなきゃいけないんだ」「ウンッッッッザリする」といった怒りと呆れの声も続出している状況だ。
まずは「生理」についての理解や、社会的に目が向けられにくい状況が改善されるべきであり、そのためには性教育の在り方を見直すべきではないかとの声も上がっている。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)