古市憲寿氏、有料になったレジ袋にストレス 「本当に撤回してほしい」

古市憲寿氏がレジ袋有料化で発生する煩わしいコミュニケーションに怒りを露わにした。

2021/03/10 18:45

古市憲寿

社会学者の古市憲寿氏が自身のツイッターを更新。「レジ袋いりますか?」という店員とのコミュニケーションでストレスを感じたことを明かした。



 

■「本当に撤回してほしい」

昨年の7月からレジ袋が有料化。買い物をすると、会計時には必ずと言って良いほど「袋いりますか?」と聞かれるようになった。

古市氏は、「さっき7,000円分のお菓子を買ったんだけど、いちいち有料の袋をつけるか聞かれた」と実際にあった出来事をつづり、「安くないお店なんだし、どう考えても誰かにあげるためのものなんだから」と場面を考えて接客すべきと主張。

そして、「お店が悪いんじゃなくて、変な『有料化』政策が悪い。本当に撤回してほしい」と政策を批判した。


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■今後に不安も

9日に政府は環境汚染につながるプラスチックを減らし、資源として循環させることを目的としたプラスチック新法案を閣議決定した。コンビニなどで、お弁当などを購入した際にもらえるプラスチック製のスプーンやフォークも有料化が検討されている。

また、コップやストローなどもプラ素材から紙素材への切り替えが求められており、カフェなどをはじめ、様々なところで影響が出てくるだろう。

古市氏は、こういった政策の流れに対し、「このままだとペットボトルも悪者にされて、世の中がどんどん不便になっていく」と不安を吐露した。


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■約2割が「有料化後もレジ袋を購入」

レジ袋が有料化した後でも袋をもらうという人はどれくらいいるのだろうか。しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女2,168名に調査したところ、全体の18.1%が「有料化後もコンビニのレジ袋を買い続ける予定だ」と回答している。

有料化後もコンビニのレジ袋を買い続ける予定グラフ

しかしその一方で、環境問題には目を向けなくてはならない。本当に意義のある政策が求められる。

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(文/しらべぇ編集部・Aomi

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2020年7月3日~2020年7月7日
対象:全国10代~60代の男女2,168名(有効回答数)

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