桜前線、全国トップの広島に続くのは福岡? 東京・靖国神社の今日の桜は…
今日にも開花発表の可能性があるのは福岡県。東京は15日の予想だが今朝の標本木は…
昨日、全国に先駆けて広島地方気象台が発表した桜(ソメイヨシノ)の開花。沖縄県や奄美地方で観測の対象となっているヒカンザクラを除いて、11日に桜が開花するのは1953年に気象庁が観測を開始して以来2番目に早い。
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■福岡は本日開花か
しらべぇでも連載中の気象予報士で桜YouTuberの千種ゆり子さんが所属するウェザーマップ社は11日、最新の開花予想を発表。広島に続いて開花が早そうなのは福岡の12日、長崎の14日との予想になっている。
なお、東京は15日に開花の予想。もしこの予想通りなら、昨年の14日に続いて観測史上2番目に早い記録となる。
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■東京・靖国神社の標本木は…
しらべぇ編集部が、3月10日以降、毎朝チェックしている東京・九段の靖国神社境内にあるソメイヨシノの標本木。この木で5〜6輪の花が開いたときが「開花」と判断される。
写真からも、日を追うごとに緑色の蕾の中から少しずつピンク色の花芽がふくらんで姿をのぞかせている様子がわかるだろう。
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■「600℃」まであと一息
桜が開花する条件としてよく知られる600℃の法則。「2月1日からの最高気温を累計して600℃を超えると開花する」というものだが、東京は11日までで561.4℃。
12日の最高気温は16℃程度との予報なので、600℃まであと3日ほど…といったところだろうか。なお、昨年は3月14日に累計598.6℃で開花している。
開花を目前に控えて、靖国神社にある標本木の周りには、昨日まではなかった仮囲いが設置。春もいよいよ目前に迫ってきたようだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)