サメ映画愛する「午後ロー」が25周年 番組Pが明かす「史上最大の思い出」とは?
カルト的人気を誇る「午後のロードショー」が放送開始25周年を迎えた。同番組プロデューサーにこれまでのマル秘エピソードを振り返ってもらった…!
■「日々、未見の作品を確認」
番組を担当するテレビ東京映画部・岡本英一郎プロデューサーに話を聞いた。
———岡本さん、25周年おめでとうございます。普段、放送する映画はどうやって選んでいるのでしょうか?
岡本:映画のチョイスついては、2つの流れがあります。まず放送作品の選定についてですが、配給会社さんからご提案頂いた作品や、今後購入する可能性のある作品を発掘するために映画館に行ったりするなどして、プロデューサーが作品を選定しています。
大事にしていることは、誰が見ても“面白い”と感じる映画を選ぶということと、民放は視聴率も取らなければいけないので、視聴率が取れる作りになっている映画を選ぶということの両立を目指します。
作品の購入を検討するにあたり、未見の作品を確認することも日々しています。本数的には配給さんからのご提案作品を年間100~200本くらい、劇場では80~130本くらいですかね。新作もどんどん取り入れていけるよう、最新作のチェックも欠かせません。
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■シーズナリティを大事に
———年間300本以上をチェックとは驚きました…。番組では月やシーズンによってラインナップに特徴がありますが、これはどういう方針で?
岡本:夏なら海を舞台にした作品やサメ、ワニなど水辺のパニック作、夏休みの学生の人も楽しんでもらえるような作品。
アカデミー賞の季節には過去のアカデミー賞受賞作品をラインナップに加えるなどシーズナリティも大事にしながら月々の特性を考え、どの組み合わせが一番魅力的になるか話し合いながら決定しています。