満島ひかり、被災者と亡き家族を結ぶ“夢”を朗読 「胸がぎゅーっと」
満島ひかり、リリー・フランキーが『天国DJ 亡き、あなたへ…』で、東日本大震災の被災者の「夢」を紹介。幻想的な世界に耳を傾ける。
■大切な家族への言葉を
放送を前に、満島とリリーのコメントが到着した。
満島:張りつめているけど穏やかで、天文台の中が優しい気持ちであふれていたように感じます。大切な家族への言葉を読む役割は、怖かったですが、何にもかえがたい時間でした。
日常が突如として様変わりする。大切な人の肉体が突然なくなる。10年前の3月11日から続く、一人ひとりの想いを言葉にしていただき、そしてその想いをリリーさんと私が声にする、不思議で胸がぎゅーっとする時間でした。
関連記事:ダルビッシュ有が提言する「人をポジティブにする言葉の大切さ」とは
■思い続けることの大切さ
リリー:亡きあなたを思うこと、思い続けることの大切さを思い知らされました。自分も、そうありたいです。プラネタリウムで、あの日の夜空を見ながら、夢の物語を読ませていただきました。亡きあなたは、そんなに遠くないところにいてくれているなって気がしますよね。
僕は、兄弟もいないですし、両親も亡くなって、家族もいないので、言ってみれば、天涯孤独。でも今回、夢を寄せてくださった方たちとお話しさせてもらって、僕にも思う人がいるんだなって。なんかむしろ豊かなのかも、と思わせていただけました。
・合わせて読みたい→渡辺直美、アメリカ進出後の壮大な夢を告白 「コメディー映画撮りたい」
(文/しらべぇ編集部・しばたけろこ)