「中日ドラゴンズ公式応援和菓子」が話題 発売する老舗の秘策を直撃
中日ドラゴンズファンにはたまらない逸品。プロ野球開幕日に発売開始。
岐阜の清流・長良川鵜飼乗り場すぐそばにある、1908年創業の和菓子店「玉井屋本舗」。コロナ禍による観光客減少で創業以来過去最大の赤字を計上した。その苦難を乗り越えるために、新たな和菓子を発売する。しらべぇ取材班は開発担当者にその秘策を聞いた。
■コロナ禍で観光客が大幅減
1300年の歴史がある長良川の鵜飼は、昨年は新型コロナウイルスの影響から、観覧船の乗客数が過去最低となった。前年が9万1178人だったのに対して、約1万5300人にとどまり8割以上も落ち込んだ。
また、岐阜を舞台にしたNHK大河ドラマ『麒麟がくる』の放送が一時休止となり、観光客の足はさらに遠のいた。
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■新たな和菓子開発に着手
玉井屋本舗は、岐阜の銘菓・鮎菓子発祥の店で、鵜飼の帰りにお土産として買っていく観光客がコロナ禍以前は大勢いた。しかし、この販売ルートが大きな打撃を受けた。
そのため、観光客に頼りすぎない新たな商品開発に着手。そこで発案されたのが、中日ドラゴンズ公式応援和菓子「下剋上鮎」だ。中日ドラゴンズの象徴である竜が、セ・リーグ各球団を思わせる動物やシンボルに食らいつき、下剋上するさまを表現。