「花見禁止」の代々木公園 今からは想像絶する1年前の状況とは
今年は立ち入り禁止エリアが設けられて花見が「禁止」の代々木公園。ちょうど1年前の状況を振り返ると…
14日には東京で桜の開花が発表され、21日にも新型コロナウイルス感染拡大に伴う首都圏1都3県の緊急事態宣言は解除に。しかし、解除は段階的であり、たとえば都内公園での「花見の宴」は禁止や自粛を求められている。
■代々木公園は「禁止」
東京・渋谷区の代々木公園では、3月15日〜4月11日までの間、公園内の多くのエリアを立ち入り禁止に。沿道にはオレンジ色の防護柵が設けられている。
またベンチなどを含めた飲食や酒類の持ち込みも禁止されており、警備員が持ち込もうとする人に声をかける場面も見られた。
また、ソメイヨシノの標本木がある東京・九段の靖国神社でも、「花見の宴はご遠慮願います」という看板が数多く設置されていた。
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■昨年も「自粛」が求められていたが…
今年は春分の日が土曜にあたるため振替休日がないが、昨年は3連休。今年と同じく14日に桜が開花していたため、お花見をするには絶好のタイミングだった。
当時、政府は2回にわたって「全国的なスポーツ・文化イベントの中止・延期・規模縮小」を要請していたが、緊急事態宣言には至っておらず、代々木公園にも自粛を促す看板が設置されていたのみ。花見客はこうした指示に従っていたのかというと…