「見た目がエグいトマトが一番甘い」って本当? 日本一農家においしく食べるコツを聞いた
日本一のトマト農家がすすめるおいしく食べられるイチオシの方法とは…
■見つけたらラッキー
また、曽我氏は春の甘いトマトに現れる線「スターマーク」も紹介している。スターマークは、トマトの維管束のことで成長するときに水分や養分を運ぶ管をさす。
ついでですが春の甘いトマトに現れる放射状の線をスターマークと言います。これがびっしり入って小ぶりで重たいのを選ぶと甘いものに当たる可能性が高くなります。#意外にこれ知られてないんですけど pic.twitter.com/xs2bVuvxeQ
— フルーツトマトの曽我農園 (@pasmal0220) March 20, 2021
強い水分ストレスを果実が受けることによって、この束がくっきり見えるようになる。「スターマークつきトマト」は、量は少ないがスーパーでも出回ることがあるそうで、「見つけたラッキーです」と曽我氏。
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■この季節オススメの食べ方
今の季節のオススメの食べかたについては、「糖度の高いフルーツトマトはぜひそのまま食べてください」と話す。酸味が強い場合は、常温で数日放置すると、熟して酸味が抜けてとても甘く感じるそうだ。
また、味が薄いと感じたら、ハチミツを少しかけると格段においしく食べられる。トマトとモッツァレラチーズの食感が楽しめる「カプレーゼ」が春にオススメと紹介してくれた。
曽我ファーム特製「フルーツトマトケチャップ」は、インターネット販売を中心に大好評で、5月からは尻腐れ果とフルーツトマトを使ったものにリニューアルされ、新デザインとして登場予定だ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)