和田アキ子、過去に受けた差別を明かす　スタジオメンバーは思わず沈黙

21日放送の『アッコにおまかせ！』（TBS系）では、東京五輪・パラリンピックの開閉会式をめぐり、渡辺直美の容姿を侮辱する演出が提案されていた一件が議題に。和田アキ子のコメントに、注目が集まった。

■差別を受けてきた過去

渡辺を豚に見立て、オリンピックと豚（ピッグ）を掛けた「オリンピッグ」を演じさせようと、企画・演出を務める佐々木宏氏が関係者のグループLINEに投稿していたこの問題。

報道を受け、和田は「彼女（渡辺）もあまり気にしていなかったと思う」と話す。その理由として、自身も長い芸能生活の中で差別を受けてきたからだとコメント。

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■「『巨人』て言われた」

自身について「芸能界に入ったとき、こんな背の高い女いなかった」と話し、「『巨人』て言われたし、『男』って言われて女の楽屋には入れなかった」と過去の差別を明かしていく。

さらに人気漫画『進撃の巨人』を文字って「現実の巨人」と呼ばれたこともあるとしつつ、「私も楽しんでた」とコメント。「擁護するわけではない」としながらも、佐々木氏ばかりを責める風潮に疑問を示す。

時おり笑いをまじえ、自虐する和田だったが、他メンバーは何と言ったらいいか分からないといった様子で、スタジオは静まり返ってしまった。

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■4割弱「容姿で差別された経験あり」

和田のこのエピソードに、視聴者からは「大変な目に遭ってきたんですね」「アッコさんみたいに強い人ばかりじゃない」とさまざまな反響が。

ちなみにしらべぇ編集部が、全国10〜60代の自分は容姿が悪いと思っている男女895名を対象に調査を実施したところ、全体で37.0％の人が「容姿であからさまに差別された経験がある」と回答。とくに女性に顕著な傾向が見られた。

「（佐々木氏を）擁護するわけではない」としつつも、情報を流出させた運営側にも問題があるとする和田。

ちなみに20日放送の『ゴットアフタヌーン　アッコのいいかげんに1000回』（ニッポン放送）でも、「今頃こんなこと言うのおかしいんですよ」と苦言を呈していた。

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（文／しらべぇ編集部・東水 壮太）