えなりかずき、8年ぶりブログで橋田壽賀子さんへの思い語る 「天国でも創作活動を」
橋田さんの訃報に、8年ぶりにブログを更新したえなり。あふれる思い出や、橋田さんへの感謝、思いの丈を静かにつづっている。
6日、俳優のえなりかずきが8年ぶりにブログを更新。4日に急性リンパ腫で亡くなった脚本家・橋田壽賀子さんへの思いをつづった。
■「信じられずとても悲しい」
この日、えなりは「突然の訃報」と題してブログを更新した。
「橋田先生のニュースを知って、本当に驚いております」と語り始め、ジムに通ったり、元気に世界を飛び回っているイメージであった橋田さんの突然の訃報が「全く信じられず、とてもとても悲しい」と胸の内を明かす。
「常にトレーニングに真摯に取り組み、最新情報の収拾にも情熱を傾けていらっしゃった橋田先生に、畏敬の念を抱いております」と橋田さんへの思いをつづり、「橋田先生のような、パワフルな人生を送れるように頑張りたいと思っております」と決意を述べた。
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■「小島眞」のおかげで今が
1990年にスタートした橋田さんの代表作、『渡る世間は鬼ばかり』に子役の“小島眞”として出演、その演技力でブレイクし、長きに渡り作品を通して橋田さんと共に歩んできたえなり。
「橋田先生が“小島眞”というキャラクターを生み出してくださったからこそ、わたくしは今もテレビの世界でお仕事をさせていただいております」と感謝の気持ちを伝える。
世界を飛び回って目にしたエピソードをキラキラした目で話してくれたという橋田さん。
「パワフルな生き方が、人を惹きつけて、人を魅了する人間性になっていくんだということを教えていただいた気がしております」と、その好奇心旺盛でクリエイティブな姿に少しでも近づきたいと、日程がきつくても海外での仕事を受けるようにしていたことを明かした。
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■橋田さんに聞きたかったこと
えなりには、橋田さんに聞いてみたいことがたくさんあったそうで、質問できる機会は何度もあったものの、結局聞けないままになってしまったことを後悔していると語る。
「きっと、天国でも元気に歩き回って旅をして創作活動をなさっているんじゃないか」という橋田さんに、「わたくしが天国に行けたなら、こちらで伺ってみたかったことを聞いてみたいと思います」というえなり。
「その日までは橋田先生のパワフルな行動力を見習って、日々頑張ります」と、静かにブログを締めくくっている。
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(文/しらべぇ編集部・蒼羽 結)