秋田の小さな映画館看板がジブリ展デビュー 喜びあふれる館長を直撃
東京からの無料往復バスも大好評。秋田の映画館の快挙を追った。
■看板絵師がボランティアで制作
今回展示される看板は、普段は介護士をしている看板絵師がボランティアで制作したもの。もちろんスタジオジブリの許可を得ている。
さあ、覚悟を決めてお知らせ致しましょう。昨年秋の『風の谷のナウシカ』上映時に当館で作成致しました絵看板が、なんと来週より銀座にて開催される『アニメージュとジブリ展』で展示される事となりました。地方の小さな映画館の絵看板が、まさかの晴れ舞台に飛び出します。https://t.co/Mv8dbZU3rt pic.twitter.com/Jleq7cGhLA
— 御成座 (@OdateOnariza) April 6, 2021
館長によると、今回のイベント主催者がスタジオジブリ側から「秋田にジブリの看板が飾ってある」との紹介を受けたことで、看板貸し出しが決まったという。SNS上では「すごい!おめでとうございます」といった祝福のメッセージが多く寄せられている。
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■館長みずから東京へ輸送
展示が決まったことで御成座スタッフが新たに看板の枠を作り、傷んでいたところを修復し4つに分割。マイクロバスの椅子を外して積み込み、館長みずから東京まで運んだ。
なお、大好評だった東京からの無料バス運行は現在休止中だが、館長は「機会があれば復活させたい」と意気込んでいる。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)