吉野家、長年の弱点克服し「最強のカレー屋」に しかし見過ごせない懸念事項も…
8日より吉野家が新メニューを販売開始。ユーザーからは喜びの声が続出している一方、嘆きの声も少なくないようで…。
■こちらのカレーが販売されているのは…
まず多くのユーザーが残念に感じているのが、「カリガリ」カレーが一部店舗での限定販売という点。
31種類ものスパイスを絶妙に配合したこちらの本格スパイスカレーは、全国トップクラスのカレー激戦区である秋葉原・神田・神保町エリアの店舗をはじめとした関東エリア13店舗でのみ販売されている。
これを受けてユーザーからは「頼む、全国展開にしてください…」「どう頑張っても食べに行けないの悔しい」といった嘆きの声が少なからず上がっているのだ。
一縷の願いを託し、吉野家広報に全国展開の予定を尋ねてみたが、販売スタートした8日時点では「まだ何も決定しておりません」とのこと。
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■過去の「限定商品」からの考察
また個人的に最も懸念しているのは、こちらの「カリガリ」カレーが数量限定であること。
吉野家では3月18日より「牛たんとろろ丼」の販売が始まり、多くのユーザーを歓喜させたのだが、なんとこちらのメニューは多くの店舗にて販売開始から2、3日で完売になってしまったのである。
一応記者が9日に吉野家店舗を訪れた際、店員に「カリガリ」カレーの在庫状況を尋ねたところ「まだ在庫は潤沢にあります」という回答が返ってきたが、土日の集客数を考えると、今回も早々に売り切れてしまうのでは…と予想している。
まだ「カリガリ」カレーを体験していない読者は「そのうち食べれば良いか…」というぬるい考えを捨て、早々に店舗へ向かうことをオススメしたい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)