テリー伊藤、池江璃花子選手は「五輪開催の神風」 中止ムード転換に期待
白血病から奇跡の復活で、東京五輪出場権を獲得した池江璃花子選手。タレント・作家のテリー伊藤が、池江選手を「東京五輪開催の神風」と表現した。
タレント・構成作家のテリー伊藤が、11日朝に生放送された『サンデー・ジャポン』(TBS系)にリモート出演。水泳の池江璃花子選手を、東京オリンピック開催の「神風」だと絶賛した。
■白血病から奇跡の復活
池江選手はきのう開かれた競泳日本選手権最終日にて、女子50メートル自由形決勝を24.84秒の好タイムで優勝。女子50メートルバタフライ・女子100メートルバタフライ・女子100メートル自由系と合わせ、今大会4冠を果たした。
これにより、池江選手は東京オリンピックのメドレーリレーと女子400メートルリレーの2種目で代表入りが内定。2019年2月、18歳で白血病を公表してから奇跡の復活に、各メディアは大きく湧いていった。
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■スタジオも大絶賛
「サンジャポ」もこの話題がトップとなり、一同はその復活劇を大絶賛。フワちゃん、爆笑問題、元飛び込み日本代表選手・馬淵優佳など、異口同音に池江選手を讃えていく。
別スタジオのテリーも、コメントを求められ「日本中が感動した」と称賛。池江選手の活躍を見て、病気の知人が闘病を頑張る気になったとのエピソードを挟むと、ここでオリンピック開催の是非について言及する。
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■池江選手の活躍は「神風」
テリーは「オリンピック、いま日本中が『正直、やらなくていいんじゃないか』って空気の中で、池江選手の活躍が神風になりましたね」と指摘。
新型コロナウイルスの感染拡大等により、開催へ後ろ向きになる世論を念頭に置いた持論を展開する。その後もテリーは、「みんなが、彼女の泳ぎをオリンピックプールで見たいという気持ちになった」と国民の心境を代弁した。
招致決定時は列島中が沸き立ったが、運営における不祥事の続出で疑義が生じ、コロナ禍が追い打ちをかけるように「開催中止」ムードを高めている東京オリンピック。果たして、テリーの言う通り「神風」となり、再び歓迎ムード一色に転換することはできるだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・玉山諒太)