加藤浩次、退社して気づいた大切なこと 「これさえあれば何にも怖くない」
失敗を恐れて一歩を踏み出せない人の心に刺さる? 4月から再出発した加藤浩次の心境は…
タレントの加藤浩次が11日放送の『極楽とんぼのタイムリミット』(ABEMA)に出演。就職活動に悩みを抱える21歳の若者にアドバイスを送った。
■「損得で考えてるから失敗が怖い」
これまでのアルバイト経験から「自分のほうが仕事ができるのでは?」と感じ、就職ではなく起業を考えている相談者。しかし、組織に所属しない不安もあるようで、一歩が踏み出せないという。
この悩みに加藤は、「起業したいならしたほうがいいと思う」と背中を押す。「失敗したときに恥ずかしいとか、誰かに見られるとか、すべて損得で考えてるから失敗が怖いってなる。でもほとんどのことって失敗するんだよ」と、自身もかつてお笑い芸人としてデビューしたときに親や親戚や友達から批判されたことに触れる。
「(頭の)ネジが一本ぶっ飛んでる人間だから飛び込めるの。だから『俺イケるでしょ』って勘違いが必要」と相談者にアドバイスを送った。
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■4月からの心境
吉本興業とのエージェント契約を終了し、4月から再スタートを切った加藤は、「『絶対的な正直』であるべきだと気づいたの。これさえあれば何にも怖くないんだよ」と断言。
「欲と嘘はセットなんだって気づいてきて。絶対的に正直だったら何も後ろめたくないから、好きなことを言えるし、言いたいこと言えるし、そこに正直さがある。間違ってたら『間違ってました』と正直に言えばいいだけ」と語る。
正直であること、目の前にあることを楽しめるかどうかが大切で、逆境に陥っても「やっべえな俺。結構な状況に追い込まれてるけどやるしかねえか」と楽しめる人間であるように気をつけていると話した。
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■挑戦できる人は約3割
相談者のように、意欲はあっても不安からなかなか挑戦できずにいる人は少なくないはず。
しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,732名に調査したところ、「自分は挑戦できるタイプ」と回答したのは全体の29.2%ほど。性年代別で比較すると、50代を除いたすべての年代で女性よりも男性の割合が高い結果になっている。
エージェント契約終了で一部では不安の声が囁かれた加藤だが、本人は「やるしかねえか」と楽しんでいるのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・二宮 新一)
対象:全国10代~60代の男女1732名 (有効回答数)