尾木ママ、教師による生徒への性犯罪に警鐘 「私的な関係を結ぶな!」
「生徒愛の何たるかも理解しない教師失格」と指摘。大学の教職課程での教育についても提案している。
「尾木ママ」の愛称で親しまれる教育評論家・尾木直樹氏が13日、自身の公式ブログを更新。教師による生徒への性犯罪について改めて警鐘を鳴らした。
■わいせつ教員に関する新法案も
児童生徒へのわいせつ行為で処分を受ける教員が後を絶たないことを受け、自民・公明両党が、懲戒免職となった教員を現場へ戻さないための新法を検討していることが報じられた。
現行法では教員免許の失効から3年が経過すれば免許を再取得することが可能だが、新法案は教育委員会に再交付の可否を判断する「裁量権」を認める内容で、今国会への提出を目指している。
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■教師失格ではないでしょうか
この報道について、尾木ママは「先生は生徒と『私的な関係』を結ぶな!!」と題してブログを更新。
「最近、先生による生徒への性犯罪があまりにも多すぎます」と切り出すと、教師と恋愛関係になっている娘を持つ親の悩みにも触れ、「生徒の信頼と憧れを私的な恋愛感情に取り違えるとは、生徒愛の何たるかも理解しない教師失格ではないでしょうか?」と指摘した。