東京・北区の『鬼滅』聖地を訪れて衝撃 日輪刀誕生の瞬間に感動の声相次ぐ
『鬼滅の刃』人気キャラクター・胡蝶しのぶの産土神社として知られる滝野川の神社。先日はこちらの神社で奉納鍛錬が行われており…。
近頃、人気漫画や映画作品ファンの間で注目を集めているのが、いわゆる「聖地巡礼」。物語の舞台となった地や、推しキャラの出身地など縁のある場所を巡り、作品に対する思いをより深めることができる。
東京・北区にある「滝野川八幡神社」では、人気作品『鬼滅の刃』を連想させるイベントが開催されていたことをご存知だろうか。
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■『鬼滅』ファンにとっての八幡神社
こちらの神社がある北区・滝野川は、『鬼滅』人気キャラクターの一人である蟲柱・胡蝶しのぶの出身地。しかし中には「それだけで聖地になってしまうの…?」と首を傾げてしまう人も少なくないだろう。
しかし、滝野川周辺にある神社は八幡神社のみということで、こちらのエリアで生まれた人物にとっては、同神社が「産土(うぶすな)神社」となる。そのため「しのぶさんが滝野川出身=産土神社は八幡神社」という図式が成り立つのだ。
八幡神社では藤の花と蝶が模された、しのぶさんを連想させる御朱印が人気を集めているほか、境内にもしのぶさんのイラストが描かれた絵馬が散見される…といった具合に、多くに『鬼滅』ファンから聖地として認定されている。
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■八幡神社の新たな試み
そんな八幡神社では、先日11日に滝野川在住の刀鍛冶・水木良光氏を招き、疫病収束を祈念した奉納鍛錬を実施。
「かなり『鬼滅』に寄せたイベントになる」という情報をキャッチした記者が同日昼すぎに現地を訪れると…そこにはなんと『鬼滅』を連想させる数々の展示品が並んでいたではないか。
まず境内入口には、しのぶさんの小型パネルの横に、しのぶさんの日輪刀によく似た鋒(ほこさき)をした刀が設置されており、刀身には「滅殺」の二文字が彫られているのがポイント。
その隣には神社の宮司・藤井知樹氏が彫ったひょっとこの面も飾られており、『鬼滅』登場キャラ・鋼鐵塚蛍(はがねづか・ほたる)を連想させる。こちらのひょっとこは口元から覗くタイプの万華鏡で、細かい仕掛けも非常に面白い。
さらにそれだけでなく、境内の中には『鬼滅』ファンにはたまらない、さらなる仕掛けが勢揃いしていたのだ。