ドトールコーヒー、新設した通販サイトに「不満の声」飛び交う理由
ドトールコーヒーが新たなにオンラインショップを開設。普段リーズナブルだからこその「錯覚」が…。
大手カフェチェーン「ドトールコーヒー」がこの度公式オンラインショップを開設。ドトールファンの記者は早速ショップページをのぞいたが、そこには何とも言えない「違和感」が…。
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■サイトには20の商品が
同店のオンラインショップが開設されたのは15日。煎りたてコーヒー豆を自社工場から直送していることや、好きな頻度で商品を届けてくれる「定期購入」機能が特徴で、すでにサイトにはコーヒー豆、ドリップカフェ、リキッドなど合計20もの商品が並んでいた。
オープンに合わせ、同社は「人気のコーヒー豆をはじめ、オンラインショップ限定のオリジナル商品もご用意しており、お近くに店舗のないお客様にも、ドトールのおいしいコーヒーを、いつでもどこでもお楽しみいただけるようになります」と説明。新型コロナウイルス感染拡大で外食が控えられるいま、新たな道に舵を切った形だ。
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■値段が妙に高く見える「錯覚」
しかしサイトを見た時、まず気になったのはその「値段」だった。
メイン商品である「マイルドブレンドコーヒー(豆)」は500gで税込2,180円、「ロイヤルクリスタルブレンドコーヒー(豆)」は500gで税込2,450円と記載されており、「あれ、ドトールの豆ってこんなに高かったっけ」という率直な印象を抱いたのだ。
定期的にドトール実店舗で豆を購入している記者の記憶では、2,000円を超える商品はなかったはずである。
最寄りの店に向かったところ、その違和感の謎が解けた。実店舗で販売されている豆はそもそも200g単位でパッケージングされているため、マイルドブレンドコーヒーは200g870円、ロイヤルクリスタルブレンドコーヒーは200g980円と、大半が900円台前後の価格で提供されている。