医師100名超が退職報道の東京女子医大が反論 「偏った報道に惑わされないで」
「東京女子医大医師退職騒動」の真相とは。実際の患者にも話を聞いた。
20日、東京女子医科大学の3つの付属病院で、「100名を超える医師が3月末までに退職した」という一部報道があった。しらべぇ取材班はこの報道に関する質問状を東京女子医大に送付したところ、同日午後10時頃に回答が届いた。
■統一した回答書を作成
しらべぇ取材班が質問した内容は①2021年3月までに実際に何人の医師が退職したのか②同時期までに退職した看護師の数は何人なのか③医師の退職による診療科の影響など6項目。
学校法人東京女子医科大学総務部広報室は、「ほかのマスコミからも同様の問い合わせがあったため、統一した回答書を作成した」としている。
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■「安心して受診を」
まず、退職した人数について「ほぼ例年通りの退職者数で特に診療に支障をきたす事実は一切ございません」と回答。
「コロナ対応、一般診療への対応が、それぞれ不足することはないのか」との質問に対しては、「不足しておりません。多数のコロナ患者さんの治療を行っております」としている。
さらに、「一般診療の患者が不安に感じることもあるのではないか」との問いには、「偏った報道に惑わされることなく、安心して受診して頂きたいと思います」との回答があった。