尾木ママ、「こども庁」創設に持論 最善の利益を守る駆け込み寺として必要
尾木ママが、創設へ向けて協議されている「こども庁」についてブログにつづり、反響を呼んでいる
21日、「尾木ママ」の愛称で親しまれている教育評論家の尾木直樹氏が自身の公式ブログを更新。『こども庁』創設は必要だと訴え、ファンから共感の声が寄せられている。
■『こども庁』が必要
この日、「やはり『こども庁』・『駆け込み寺』は必要」と題してブログを更新。
尾木ママは、「教育行政から見放されているなど、極めて少数の子供たちを受け止めて」といい、生きる権利、学ぶ権利、成長する権利、参加する権利を保証し、子供たちの最善の利益を守る駆け込み寺として、『こども庁』が必要だと訴える。
『こども庁』に関しては先日、自民党が創設へ向けて協議していることが報道され、現在、子供関連施策の所管は厚生労働省や文部科学省など複数の省庁にわたっている。
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■「少数者の子供たちのことを忘れないで」
尾木ママは続けて、「とても文部行政だけで受け止められないことは、具体的な困難、苦悩を見れば明らかではないでしょうか?」と持論を述べる。
「どうか少数者の子供たちのことを忘れないでくださいね」と呼びかけ「全ての子供たちに繋がる大切な問題を発信してくれているのですから」と説明。
最後には、「尾木ママの声、届くかしら?」と呟き、ブログを締めくくった。
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■ファンからは共感の声
この投稿にファンからは、多くの「いいね」が付けられ、「尾木ママの声、届いてほしい」「忘れてしまわないこと、とても大切」「少数でも大事にできる、主張を汲み取れる社会になってほしい」など、共感するコメントが寄せられている。
また、「少数派のこどもの立場・思いを丁寧に受け入れて目線を下げて対応してもらえる庁になってもらいたい」「役割を発揮していただきたい」「都道府県市町村にも設けるべき」など『こども庁』への期待の声も集まっていた。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)