『小児科』本当は何と読む? 11人に1人が“誤読”していたと判明…
子供の頃、「小児科」を何と読んでいた? 決して少なくない人が読み間違えていた読み方は…
音読み・訓読みの他にも、地名や人名など固有名詞によっては特殊な読み方をするものもあり、奥深くて難しい「漢字」。しらべぇ編集部が行なった調査の中でも、日常生活でよく目にするものであっても、誤読した経験のある人が少なくなかった言葉があった。
■小児科を「こじか」と誤読
しらべぇ編集部が全国の20代~60代の男女1,363名を対象に「漢字を誤読してしまった経験」に関する意識調査を実施したところ、全体で9.0%の人が「『小児科』を『こじか』と誤読した経験がある」と回答する結果に。
およそ1割、11人に1人という人が、とくに難しい漢字は使われていない「小児科」を「こじか」と誤読してしまった経験があるという。
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■ネットでも“失敗談”がチラホラ
思わず「こじか」と読んでいた人は決して少なくないよう。
インターネット上でも「ほんっとに、『小児科』って『こじか』って読んじゃう」「中二まで『小児科』を『こじか』って読んでた」「子供の頃、『小児科』を『こじか』だと思ってて、『しょうにか』は別の科として存在するのだと思ってた」と、子供の頃は「こじか」だと思っていたというユーザーからのつぶやきが多数見受けられた。
中には「こじかって読むやん…」とツッコミを入れる人まで。確かに「こじか」とも読めるので、気持ちは分かる…!
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■「歯科」も難読?
しらべぇ編集部に体験談を寄せてくれた方の中には、「小児科」ではなく「歯科」を誤読していたという人物も。20代のAさんは「中学に上がるまで、『歯科』をずっと『はか』と読んでいた」とカミングアウト。
「小学5年生のときに引っ越しして転校したんですが、引っ越し先にやたら『歯科』が多くて。まだ子供だったし、とくにお世話になることもなかったので、駅まで行くバスに乗ると、『歯科』の看板を見ては『はか…』と心の中で呟いていました。今となっては超恥ずかしい」と語ってくれた。
いずれも、日本語の難しさを物語るエピソードと言えるだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)
対象:全国20~60代の男女1363名(有効回答数)