緊急事態宣言による酒類提供禁止で『トイレ飲み』増加か ファミレス元店員も恐怖
緊急事態宣言による酒類提供禁止で、ファミレス元店員が語る恐怖の理由とは
東京都が緊急事態宣言発令に向け、酒類を提供する飲食店は休業、しない飲食店は時短営業を要請することを検討していることがわかった。
■元店員も恐怖
この報道を聞いて「とても怖いことがあります」と語るのは、都内の某ファミリーレストランでアルバイトをしていた男性。
店が無くなることが怖いのかな? と思い聞いてみると、どうやらそうではないらしい。では、いったい何が怖いのか? さらに聞いてみると、詳しく教えてくれた。
関連記事:峯岸みなみ、両親の飲食店もコロナ影響 「私が嵐ぐらい人気ないと持たない」
■店の治安も悪化する可能性
「ファミレスによく行くなら見たことがある人もいると思うのですが、トイレに発泡酒や缶チューハイが落ちていることありますよね? 俗に言うトイレ飲みってやつです。
レストランによってはお酒が安い店もあるため見ることも少なかったのですが、お酒の提供が一切できなくなった場合、トイレで飲んで酔っ払って他の客からクレームが来ることもあります。
また、最悪の場合待ち席でコンビニで買ってきた酒を飲む人も出て、店の雰囲気や治安が最悪になる危険性もあるんです。地域によってはトイレに空き缶や酒瓶が散乱する可能性もあるのではないでしょうか」
関連記事:「花見禁止」の代々木公園 今からは想像絶する1年前の状況とは
■マナーの悪い客も増加か
確かに記者も酒類提供時間を制限していたときトイレにお酒の缶が落ちていたり、待ち席で酒を飲んでいる人を見かけたことがある。提供禁止になったら、そういったマナーの悪い人が激増する可能性は、かなり高いといっていいだろう。
酒類提供禁止の影響は売り上げだけでなく、店員の仕事の質にもかかわる重大なことなのかもしれない。
・合わせて読みたい→『ダウンタウンなう』藤原紀香の悩みに松本人志が共感 「それは分かるなぁ」
(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)