褒め言葉のつもりが… 既婚者の約3割が「言われると嫌」と思うこと
「お似合い」という意味合いで出てしまう言葉かも…? 相手の受け取り方は様々なよう
「言葉」は人によって受け取り方が異なるため、「そんなつもりで言ったわけではないのに…」といったすれ違いが生じてしまうケースも。
しらべぇ編集部が行なった調査の中でも、恐らくポジティブな意味合いで使われているであろう表現が、受け取り手の一定数が「言われたら嫌」と感じていたケースが発見された。
■配偶者に「顔が似ている」
しらべぇ編集部が全国の10代~60代の既婚の男女825名を対象に実施した意識調査において、全体で29.1%の人が「配偶者に顔が似ていると言われるのは嫌」と回答。
多くの人は不快に感じないものの、約3割程度の人は「配偶者に顔が似ている」と言われることは「嫌だ」と感じてしまうようだ。
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■容姿のコンプレックスも影響?
「配偶者に顔が似ている」という言葉について、40代男性(当時)は「長年連れ添った夫婦は似てくると言われているので、いい意味にとらえるようにしている」と話していた。
しかし、“嫌”と感じる人からは「僕の顔はあまり整っていないので、似ていると言われるのは申し訳ない気持ちになる」(20代男性)といった返答が。
夫婦仲が険悪であれば「似ていると言われるなんて嫌」と思ってしまうのかもしれないが、夫婦仲が良好であっても、容姿のコンプレックスから「申し訳ない」と感じてしまう場合があるようだ。
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■「意味がわからない」という人も
また、入籍してから1年ほどという新婚の20代女性にも話を聞いてみたところ、「子供となら分かりますが、夫婦で『顔が似ている』ってどういうこと? まだ言われたこともないので、ちょっと意味がわからない…。言われたとしても、どうリアクションして良いか困ると思う」と話す。
長年連れ添うことで、夫婦の雰囲気が似てくることもあるのかもしれない。しかしながら、褒め言葉として用いる際には少々リスクの高いフレーズかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)
対象:全国10代~60代既婚者の男女825名(有効回答数)