ゴールデンウィークの天気を気象予報士・千種ゆり子が解説 過去には竜巻発生の被害も
北日本はまるで梅雨? 西日本もすっきりしない天気となりそうな予報ですが…。
まもなくゴールデンウィーク。今年は皆さん遠出しないとは思いますが、それでも天気は気になるもの。GWの天気予報を地域ごとに、気象予報士の千種ゆり子がお伝えします。
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■まるで梅雨? 北日本は雨マーク続き
春に三日の晴れなしということわざがありますが、北日本を中心に晴れが続きにくいのが今年のGWの特徴となりそうです。
北日本に低気圧が近づいたり、上空に寒気が入ったりすることが多いためです。ずっと雨が降り続くということはないものの、1日のどこかで傘の出番になる、という可能性が高いです。
この時期は雹(ひょう)や霰(あられ)が降って農作物などに被害の出やすい時期ですので、注意が必要になります。
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■関東から西は定期的に雨
関東から西も、先週のように青空がずっと続く、という予報ではありません。太陽マークもあるものの、背景色がグレーが多いことからもわかるように、雲が目立つ空となる予想です。
また、まだ今は雨マークのついていない4月30日(金)〜5月2日(日)あたりは、上空に寒気が入るため、大気の状態が不安定になります。まだ詳しくは予報できませんが、場合によっては雷雨や突然の雨の可能性があるのが4月30日~5月2日です。
今のところ最も安定して晴れるのが5月3日。布団干し、掃除、買い出しなどは、この3日がオススメです。裏を返せば、この日以外は、ちょっとまだ怪しいです…。