尾木ママ、政治家の“上から目線”に怒り 「日本語が意味不明の方まで」
尾木ママが政治家らの「上から目線」を改めて指摘。経済優先の現状についても怒りをにじませている。
「尾木ママ」こと教育評論家の尾木直樹氏が3日、自身のブログを更新。政治家の「上から目線」について改めて指摘した。
■情けない限り
「共に歩む姿勢が大切では?」とのタイトルで、「多くの政治家のみなさんは、大臣も知事さんも、【上から目線】の方々多いですね」と書き出すと、「正規、ぶら下がり問わず、ドラマの世界でも同じ、中には日本語が意味不明の方までいる」と、政治家らの態度について指摘。
さらに、「まるでそれがシンボルか何かのように持ち上げられて、情けない限りです。デモクラッシー(民主主義)の歴史が弱く、つい先頃まで幕藩体制下で生きてきた、支配されなれや、支配する側に立ち続けてきたせいかしら?」とつづる。
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■口先だけの言説を弄しないで
続けて、「もちろん、今は身分制度じゃないけど、お金が支配する社会だから【経済優先】社会。人の命、社会的弱者であるマイノリティや子供たちのことは二の次、三の次、いやいや、忘れられているのが現実。事実がものがたっているように見えます」と怒りをにじませた。
「口先だけの言説を弄しないで、寄り添い、市民・国民と共に歩む政治家よ、出でよ! と自己満足的に願う尾木ママです」とメッセージを送っている。
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■政治への失望感も
この投稿に、「同感です」「尾木ママのおっしゃる通り、上から目線の政治家が多いですね」と共感のコメントが寄せられた。
また、「全てにおいて矛盾矛盾だらけ」「国民に寄り添う政治をいつも期待していますが、その姿勢が見られないのが残念です」と政治への失望感を訴える声も上がっている。
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(文/しらべぇ編集部・しばたけろこ)