スーパーで見つけた「手作りカレーセット」 衝撃が走るほど激ウマな味があった
S&Bの「手作りカレーセット」を試してみたら…全て激ウマだが、一つ群を抜いて美味しい味が…
■調理がいつもの倍楽しい
レシピに従い調理していくわけだが、スパイスを炒める工程は「本格的なカレーを作っている気分」になれるためテンションが上がる。その際に漂う香りも最高だ。
煮込みのような時間がかかる工程は、本来なら面倒に思えるもの。しかし「煮込み用スパイス」があるだけで、「どんどん美味しくなっている感」があり心躍る。
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■それぞれが個性的
まず初めに作ったのは、最も味が気になる「ケララカレー」。南インド・ケララ地方の骨付き肉を使用したインドカレーとのことで、今回は手羽元を使用。ゴロッとした肉が入っていてビジュアルは最高。
食べるとスパイシーな色味に反し、かなり甘めの味わい。リンゴと玉ねぎによる甘さに驚くが、その後スパイスの辛味が一気に押し寄せる。味の変化は斬新だったが、味自体は本格的で美味しいと感じた。
そして次にひき肉、玉ねぎ、トマトというシンプルな具材で作る「キーマカレー」。3つの中で最も馴染みのある味で、「カレー欲」を満たせてくれる。スパイシーでありながらもトマトの酸味も効いているため、さっぱりとした後味も印象的だ。
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■圧倒的に激ウマ
そして、3種類の中で記者が最も美味しいと感じたのは「グリーンカレー」だ。他2種と比べ、必要な具材の量が圧倒的に多く、「ルウで米を食べる」というより、「ルウの味がついた具材で米を食べる」といった印象。
食べると、最も異国感が強く独特の味わいなのだが、これがかなり美味い。正直カレーの中ではイレギュラーな味わいだが、シンプルに料理としての完成度が高く、このキットなしでは作るのが難しい味わいだと感じた。筍の水煮といった具材もルウとマッチしており、一度もスプーンが止まることなく完食。
依然として外食にも気を遣う今、自宅で美味しいカレーを作ってみるのも悪くないだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・根室 ひねき)