5月10日は「メイドの日」、聖地・秋葉原ではメイドカフェ激減中の事実

5月10日は「メイドの日」。ネットではメイド服写真やイラストが数多く上がっている。その一方、聖地・秋葉原のメイドカフェ文化は急激に変貌を遂げている。

2021/05/10 19:20


メイド
(写真はイメージ)

本日10日は「メイドの日」。ツイッター上にはこの記念日に合わせて各地のメイド喫茶や、コスプレイヤー、グラドルの「メイド服」写真投稿が激増しており、一時ツイッターのトレンドワード入りする事態になっている。



■現在のメイドカフェ事情は!?

ツイッター上を定期的ににぎわす「〇〇の日」。「メイドの日」はMay(メイ、5月)と10(とう)日を組み合わせた語呂合わせで、主にネット上(ツイッターやピクシブ)が盛り上がる限定的な記念日だ。

一方、メイドの聖地といえば「趣都」といわれる東京・秋葉原だが、じつは近年、正統な「メイドカフェ」は激減していることをご存知だろうか。この機会に最新事情を探ってみた。


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■有名店がたて続けに…

細かく説明すると、メイドカフェは一つのコンセプトを持ったカフェを指す「コンセプトカフェ」内の一部分で、文字通りメイド服に身を包んだスタッフに給仕してもらうのが定義となっている。

現在秋葉原で展開している”一般的に”「メイドカフェ」と呼ばれる店は、海賊、ナース、忍者、バニーガール、魔法使いなどをテーマにするコンセプトカフェであり、正確には「メイドカフェ」とはまた違った扱いとなる。

メイドカフェ文化が勃興した2000年代から2010年代前半、秋葉原には多くのメイドカフェがあったが、14年の歴史があった「シャッツキステ」が2020年11月に閉店、同じく「ザ・グランヴァニア」も19年9月に10年の歴史を閉じている。新型コロナの影響、ビルの老朽化、客単価の安さ、さらには家賃の高騰などそれぞれの事情があるが、一般的に思われる「メイドの街」からは急激にその姿を変えている。

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■「当時はバイトできないほど人気」
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