神戸市がコロナワクチン960回分廃棄 原因と配送システムについて直撃した
神戸市新型コロナウイルスワクチン大量廃棄の原因は、配送員の勘違いだった。
■高度な容器を使用中
千葉県佐倉市では、2つの高度な温度調節容器を使用している。超冷温冷凍庫から市内の接種会場に運ぶ際には、マイナス20℃以下で輸送できる容器を使用。
市によると、ファイザー社製のワクチンは非常にデリケートのため、溶かして輸送した場合揺れなどにより成分が傷んでしまう可能性があるという。
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■最低1日間温度を保てる
会場に到着したワクチンを別の容器(5℃に保てる)に移し替えて、保管。これらの容器は電気を使わずに最低1日間温度を保てるそうだ。
健康推進課の担当者は、「会場に冷蔵庫を設置すると、停電のリスクもある。その意味からもこのような容器が有効だと考えている」と述べた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)