カズレーザー、東京五輪の開催に言及 「やめられるときにやめるのが一番大事」
賛否が相次いでいる東京五輪の開催。『めざまし8』でカズレーザーが疑問を呈する一幕があった。
お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーが、14日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)に出演。東京五輪の開催について自身の見解を述べた。
■医療現場の負荷に不安の声
新型コロナウイルスの感染状況から、賛否が相次ぐ東京五輪の開催。「安全に配慮すれば問題ない」との声があがる一方で、医療現場の負荷を理由に「中止すべきでは」との声も数多くみられており、千葉県の熊谷俊人知事や茨城県の大井川和彦知事など選手専用病床の確保に難色を示している。
コメントを求められたカズレーザーは、「(医療従事者の人員は)足りてないはずで。そのための人員を今から計算することは無理だと思うし、直前になって感染者の人数が爆発的に増えた時に『中止できます』っていう判断が本当にできるのか。そもそももう『やるよ』って今の段階でスイッチが入っているものが途中でやめられるものなんですかね」と疑問を呈した。
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■「やめられるときにやめるのが一番大事」
さらに、「本当はやめたほうがトータルでのデメリットは少ないし、傷も浅くなるのに、せっかく動き出したからもったいないからやるみたいな判断ばっかするじゃないですか。それが一番の間違いで、やめられるときにやめるのが一番大事なことのはずなんですけど…」と私見。
カズレーザーのコメントに、番組MCの谷原章介も「やめる基準、ボーダーを僕らに示してほしい」と共感していた。
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■東京五輪は開催できると思う?
緊急事態宣言、まん延防止等重点措置で多くの人が五輪開催を不安視している現状。しらべぇ編集部が5月6日から7日にかけてツイッターユーザーを対象に実施した調査では、全体の90.5%が「東京五輪は中止すべき」と回答している。多くの国民は開催は非現実的だと考えているようだ。
カズレーザーが言うように「やめられるときにやめる判断」を求める声も少なくないが、はたして…。
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(文/しらべぇ編集部・二宮 新一)