JR駅構内に「良い香り」する謎のコインロッカー? その正体を知り納得

東京・新橋駅の改札前に謎のコインロッカー式自販機が登場。一体、これ何なのか?

2021/05/17 06:15



■一般的な自販機との違い

rootC

人との接触をなるべく避けたいこのご時世、無人な上、待ち時間なしで受取できるというサービスは魅力的だ。一方で、注文してから抽出するカップ式コーヒーの自動販売機や、コンビニカフェと何が違うのかという疑問も浮かぶ。

自動販売機と違うのは完成から受け取りまでの時間と、その一杯にかけるこだわり。ルートシーのコーヒーはエチオピア、コスタリカ、ホンジュラス、パナマ、インドネシア、ブラジルと豆の産地・品種を選ぶことが可能である。

いわば選別、品質管理が適正になされた上質な豆だけを使用したスペシャリティコーヒーだけが用意されているというわけだ。


関連記事:コロナ禍で苦境のゲーセン業界 自販機の意外すぎるポテンシャルに注目集まる

■気になる値段は?

また近隣にはコンビニが多数あるが、ビジネスの街・新橋となれば朝の出勤時間はどのコンビニも混雑する状況にあり、1分でも早く会社に到着したい通勤客にとっては、「時間指定」できることは大きなメリットでもある。

値段は1杯450円。一般的な喫茶店と同等の価格とあり自販機にしては高い。しかし、ポイントは月額定額制(サブスクリプション)のコースがあること。月7,980円で無制限に注文でき、初月は無料となる。また月8杯までの限定で1,980円という手軽なサブスクもある。定期的に立ち寄ることがない観光客ではなく、主に通勤客を狙っているのだろう。

設置は8月下旬までの予定。5月6日には東京駅日本橋丸の内中央ビルにも筐体の設置がされており、利用客の状況によってはほかのビジネス街にも登場する可能性がありそうだ。

・合わせて読みたい→ドンキ店頭で便利すぎる自販機を発見 女性ユーザーから「全国に置いて!」の声

(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤

自動販売機新橋コーヒーJR
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング