東京都、21日のコロナ新規感染者は649人 8日連続で前週比減が続く
東京都福祉保健局が発表した新型コロナウイルス新規感染者数は649人。前週同曜日からは194人と大きく減少した。
東京都福祉保健局が発表した21日15時時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数(速報値)は、649人となった。重症者数は前日から4人減少して65人、65歳以上の新規感染者数は28人減少して65人だった。
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■8日連続で前週比減
2021年以降の金曜日の推移を見てみると、最も少なかったのは2月26日の270人。4月以降は増加が続き、5月初旬には907人まで拡大していたが、2週連続で下落。今週は205人減少した。
前週同曜日との比較で減少するのは8日連続。なお、前日と比較すると194人減となった。
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■移動平均の前週比は7割台に
直近7日間の移動平均は674.7人。対前週比も下落して72.8%と下落し、4日連続で100%を下回っている。
また、年代別では、20代が216人、30代が114人、40代が94人と続く。男女別では男性385人に対して女性は264人。東京都の累計感染者数は155,648人となった。
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■9割が「五輪変異株が心配」
新規感染者数の減少ぶりに対して、ネット上では「検査数を減らしているのではないか」「五輪をやりたいための思惑では」といった疑いの声も目立つ。
しらべぇ編集部がツイッターユーザーを対象に実施した調査では、全体の88.3%が「東京五輪を実施した場合、新たな変異株の発生が心配」と回答している。
このままコロナが収束に向かい、五輪は実施できるのか。懸念は高まるばかりだ。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)