『ミッドナイトスワン』内田英治監督が語る オーディションでの役者の見極め方
『ミッドナイトスワン』内田英治監督が、オーディション時注目するのは「(役者が)順番を待っているときの姿」と説明。その理由とは?
第44回日本アカデミー賞最優秀作品賞に輝いた『ミッドナイトスワン』の内田英治監督と同作出演の女優・真飛聖が、ワタナベエデュケーショングループが行う教育プロジェクト「LABO」の特別講義に登壇。
スクール在校生に「好きなことに必死に挑戦し生き延びてほしい」と熱く語った。
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■「間違いではなかった」
イベントが開催されたのは4月末。登壇したのは、内田監督と真飛の2人。
『ミッドナイトスワン』に続きU-NEXT配信作品『列島制覇-非道のうさぎ-』にも出演する真飛は、「同じ監督の作品に続けて出演することはとてもうれしかった。(自分の演技が)間違いではなかったと安心もした」と喜びを言葉にした。
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■内田監督が見る「役者」とは
内田監督は、「役者は技術者。泣いてと言われれば『30分時間をください』ではなく、その場で泣かなければならない」と厳しい注文。さらに、「海外では役者はエリート。こんなとき(コロナ渦)だけに、本を読んだり映画を見たりして常に自身を磨いてほしい」と語る。
真飛は「俳優として大切なのは生活感」と自身が料理好きであることに触れ「それが料理のシーンでは自信につながる」と話せば、内田監督も「運転もすごい。現場にさっそうと車を運転して乗り付けてくる」と運転好きな一面が明かされた。
また「こうしたことがセルフディレクションにつながり演技をする上でとても役立つ」とのこと。