公園駐車場でのBBQやり逃げ問題 「火災が起きたらどうする」と憤る管理者に聞いた
「マナー違反者のせいで、善良な市民に大きな影響が及ぶことをしっかりと認識してほしい」と担当者。
■ゴミが散乱しやり逃げ状態
酒の瓶や缶が散乱し、バーベーキューに使ったあみやトングもそのまま捨てられていた。また、アルミ皿や紙皿など、それはそれはひどい状態だった。担当者は「これは不法投棄で完全に犯罪行為だ」と憤る。
【大切なお知らせ】
緑ヶ丘公園 児童遊園の駐車場は、令和3年5月22日から当面の間、18時に施錠します。
これは、夜間に公園を利用される方の一部が、ごみや使用済みの炭などが公園内に不法に捨てられる事態が相次いでいるためです。不法投棄されたごみや炭は事故や火災の発生の原因となり危険です。 pic.twitter.com/1h1kxCYagB
— 緑ヶ丘公園@帯広市🍀みどりと花のセンター🌸【公式】 (@Green_Flower_C) May 21, 2021
さらに、公園の林の中には使用済みの炭が放置されていた。「わざわざ林の中に入って炭を捨てていく行為は、悪質極まりない。火災が起きたらどうするのか」と怒りが頂点に。
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■善良な市民が大迷惑
そのため、公園管理者は市と協議し、駐車場を午後6時に強制施錠することに決めた。仕事帰りに2時間以上かけて公園内を散歩していた人もいたため、そういったルールを遵守する市民にも大迷惑な事態となってしまった。
最後に担当者は「マナー違反者のせいで、善良な市民に大きな影響が及ぶことをしっかりと認識してほしい」と述べた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)