有吉弘行、MC業増えたきっかけは「最高に面白い最低のビデオ」だった
『電波少年』でのブレークが長く続かず、リアクション芸人を目指していた有吉。そこにMC番組を多数抱えるきっかけとなるDVDに出演する。
■「最高におもしろい最低のビデオ」
それは『リアクションの殿堂』。リアクション芸に命を懸ける出川とダチョウ倶楽部が、テレビでは放送できないような限界ギリギリのパフォーマンスに挑む内容で、有吉は仕切りを担当した。
「本当に最低のビデオ。おむつを付けて、浣腸を打って、漏らさないように競技する。しっかり漏らすんだぜ?」とあきれつつ「最高におもしろい」と評す。
そのDVDは好評で、業界でも話題に。人気者だった2組の仲間ということで、テレビ局から注目されるようになり、MCのオファーが殺到。有吉は「そこからアイドルを仕切ったりするような番組がバンバン増えていった」と回想していた。
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■「全人類に見てほしい」「DVD買おうかな」
「MC有吉」誕生の契機となった『リアクションの殿堂』。
視聴経験があるファンも多いようで、ネット上には「夜会でやってた『リアクションの殿堂』は、私が30年以上生きてきた中で1番面白いと思う作品です。中でも浣腸陸上は死ぬかと思うくらい笑った。本当に全人類に見てほしい」「リアクションの殿堂、マジで超下品だけど超おもしろい」と絶賛の声。
「リアクションの殿堂、観たことないからDVD買おうかな」と興味を示すユーザーも見受けられた。
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(文/しらべぇ編集部・荒井どんぐり)