デブ貸出サービス「デブカリ」 寄せられる“要望”がだいぶスパイシーだった
100kg越えの男女をレンタルする「デブカリ」。「大食い仲間が欲しい」「大量にドーナツを食べている人を見たい」…寄せられる要望は想像を越えていた。
■デブの出世考える社長
たしかに太った人はその外見から心優しいイメージを抱いてしまう。むしろ笑顔がキュートで明るい人が多いイメージすらある。
かくいう記者も中学3年生の頃、すでに100kgを越えていた。その時代は「嬉しそうに食べているのを見ると落ち着く」と友人からの誘いがよくあったことを思い出した。なんせ毎食大盛りごはんに、飲み物は水ではなくウイダーinゼリーだったのだから…。
「デブはめっちゃいい人ばかり。くすぶっていうのはもったいないのです。日本で、もっともっと活躍してほしい。そんな気持ちを常に考えています」とマイコー氏。
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■「ドーナツを食べている人を見たい」
現在では登録希望者が相次ぎ、東京や大阪を中心に日々各地でニューフェイスが増えている。中にはノルウェー在住の日本人や、在日スペイン人の登録もあったとか。
「サービス利用者からどんな具体的なニーズがあったか聞くと、「自分は大食い。もっと大食い仲間が欲しい」といったシンプルな要望や、「小麦アレルギーなのだけど、どうしてもたくさんドーナツを食べている人を見たい」「北海道に有名な巨大なパフェがあって、完食する瞬間に立ち会いたい」という刺激的な内容も。
さらには「TikTokを撮りたいから、カメラマンとして起用したい」という謎のニーズもあった。
「カメラを持つ安定感なのかなぁ(笑)。でも、現場を明るくさせる効果は絶大なので、そこに注目してくれたのかも…。ちなみに撮影の打ち上げは利用者さんと仲良くカツ丼を食べて帰ってきた」(マイコー氏)。
なんともユニークで面白い「デブカリ」のサービス。登録者も利用者にも笑顔を生み出し続けているようだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤)