張本勲氏、阪神・佐藤輝明選手の欠陥を指摘 内容には賛否両論
ミスタープロ野球・長嶋茂雄氏以来の新人1試合3ホームランを放った阪神・佐藤輝明選手。張本勲氏は期待を込めつつも、打撃フォームを改善するよう進言した。
■「安定性が欠ける」と指摘
厳しい評価をする張本氏に、長嶋氏と立教大学の先輩後輩の間柄である関口宏が「ダメ? 1試合3本ホームラン打ったなんてのは、あっぱれだよね、あれは」と声をかける。
張本氏は「その瞬間はあっぱれだけどね、シーズンは長いからね。ちょっと打率が悪いわね、2割7分ぐらいだから。安定性が欠ける。もうちょっと安定性が出てきたら、途中でもあっぱれあげましょう」と話した。
野球界を代表するレジェンドの厳しい評価に「そこまで言わなくてもいいのでは…」「今は直さないほうがいい」「良い面を延ばしてほしい」という反論と、「確かに三振は多い」「もっと良くなるために試行錯誤すべき」「評価はシーズンが終わってからだよね」という賛同で賛否両論となっている。
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■実力は認められている佐藤選手
厳しい評価に怒るファンもいたようだが、張本氏は「頑張ってほしい」「良いバッターになってくれ」と発言しており、佐藤選手の力を高く評価していることは間違いない。
佐藤選手にはシーズン終了後、張本氏に「あっぱれ」と言わせるような活躍に期待したい。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)