茂木健一郎氏、分科会・尾身茂会長に苦言 「単なるご隠居」「専門家の名に値しない」
東京オリンピック開催を「普通はない」と断じるなど、連日注目を浴びる分科会・尾身茂会長。しかし、脳科学者の茂木健一郎氏は厳しい批判を展開し…。
■「改めて呆れる」とまで
ブログの最後にも、「今さら、尾身さんがコロナ対策やオリンピックについて何を発言されても、全く心に響かないというのが正直な感想である」と厳しい表現が。
同日に話題となった「普通はない」発言に冷ややかな見方を示すと、ツイッターにも「尾身茂さんの今日の発言を精査して、改めて呆れるとともに何もやっていないと感じる」「『専門家』の名に値しない」などと再び意見を投じ始めた。
尾身茂さんの今日の発言を精査して、改めて呆れるとともに何もやっていないと感じる。検査、ワクチン接種、医療体制の拡充などのテクニカルなことで見るべきものはほとんどない。そして相変わらず国民の「行動変容」に関する言及ばかり。そんなの、小学生でも言える。「専門家」の名に値しない。
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) June 2, 2021
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■終始厳しい反応に
茂木氏は、「コロナに関する情報はすべて公開されてアクセスできる。別に尾身茂さんに講釈してもらう必要はない」「尾身さんの唯一の意義は地位を利用して実効的な対策を立てることだったのに何もせず時間が失われた」と終始厳しい反応。
最後も「今さら何をという感じだ」と締め、政府へ冷静に物を申すイメージが持たれている尾身会長にもシビアだった。
コロナに関する情報はすべて公開されてアクセスできる。別に尾身茂さんに講釈してもらう必要はない。ヴィトゲンシュタインの命題や、abc予想じゃあるまいし、誰でも分かる。尾身さんの唯一の意義は地位を利用して実効的な対策を立てることだったのに何もせず時間が失われた。今さら何をという感じだ。
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) June 2, 2021
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(文/しらべぇ編集部・玉山諒太)