人気弁当店脅迫事件に新展開 菓子折り持って謝罪も「示談しない」と店主
店主が警察に連絡し、パトカーに乗って警察官が店に臨場。その後男性は連行されていった。
先月25日未明に、東京亀戸の人気弁当店に2人組が来店しスタッフを脅すなどした事件。その後、関わった1人が菓子折りを持って謝罪に訪れていたことがわかった。しらべぇ取材班は、当時の状況を店主に詳しく聞いた。
■謝罪は受け入れられない
今月2日午後8時過ぎに、今回はマスクをつけて来店した飲食店関係者の男性。店主の伊藤氏は、事務所に居たため、この男性と電話越しに話したという。男性は「すいまんでした。許していただけないでしょうか」と謝罪。
これに対して伊藤氏は「謝罪も受け入れられないし、示談もしない」と拒否した。その上で「今からパトカーを呼ぶので、あなたがパトカーに乗って取り調べを受ければ、警察が自首したと判断する可能性があるのでは」とアドバイス。男性は「そうします」と応えたという。
■しかたなく謝罪?
伊藤氏が警察に連絡し、パトカーに乗って警察官が店に臨場。その後男性は連行されていったそうだ。伊藤氏が疑問に思っているのが、「今回の事件が各種メディアで報じられたことで、男性がしかたなく謝罪にきたのではないか」ということだ。
確かに事件から6日たってからの謝罪だった。「報道される前に2人組が誠意を持って謝罪に訪れていたら、スタッフにも話をして、示談にしていた」と伊藤氏。
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■菓子折り受け取り拒否
男性が持っていた菓子折りについては、警察に相談したが「関知しない」と言われたそうだ。そのため、2週間預かって、取りに来なければ廃棄するという。
警視庁は逃げたままのもう一人の男性についても、捜査を続けている。逃げた男性の身元に関する情報は、伊藤氏にも寄せられているそうだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)